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2014年7月21日月曜日

広報とポスター [展示をふりかえって 2]

 「ロックの詩人 志村正彦展」は、初公開の資料、写真、コメントなどが含まれていましたが、そのことを含め、展示内容の詳細を事前に伝えることはあえてしませんでした。当日、いらっしゃる方々の出会いと発見を大切にしたいと思いました。「初公開」という話題性で来場者を増やすのは、何となく、志村正彦展らしくないなという気持ちもありました。

 広報についても、基本的にはこのwebを通して行うだけでした。「偶景web」の読者を中心に、SNSを通して少しずつ広まっていく感じでした。そのような流れの中で、ほんとうに思いがけなく、フジファブリックの公式サイトとナタリーでご紹介いただきました。とてもありがたく、恐縮しました。公式webのアクセス数、フォーラムの申込数共に、非常な勢いで伸びてきました。
 そのことは励みともなりましたが、同時に、これは大変なことになってきたな、何としてでも質の高いものにしなければならないという重圧もかかりました。それでもプレッシャーに負けることなく、一つひとつの作業を進めていくことを心がけました。

 作成したポスターについては、たくさんの方々のご協力を得て、県内中心に100枚ほど掲示することができました。富士吉田のいくつものゆかりの場所、東京のゆかりの場所、特に、東高円寺ロサンゼルスクラブと新宿ロフトにも貼っていただいたことには感激しました。宮本慶香さんが撮影し、「Talking Rock!」の吉川尚宏さんに提供していただいた写真をもとに、小林春生(BOSCO)さんにデザインしていただいたあのポスターが非常に好評だったことは、とてもうれしかったです。

 こうしてふりかえってみると、多くの方々が、中には私たちの知らないところで、ご協力、ご支援くださったことに感謝の気持ちが湧いてきます。

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